イベント実績2022年08月30日

大阪科学技術センター イベント報告書2022

2022年8月4日(木)に、大阪市西区の大阪科学技術センター(OSTEC)様で「科学で楽しむ真空管アンプと生楽器の音」をテーマにしたイベントを2年ぶりに開催しました。

 

 

 OSTEC様 青少年科学クラブのサイエンス・メイト夏行事として行われたもので、名称は実験教室「科学で楽しむ真空管アンプと生演奏」。これは前回2020年8月にも実施され2年ぶりの開催となりました。

 

 まだコロナ禍の中ではありましたが、万全の対策を行い、午前と午後の二部構成で実施しました。

 

 前回と同じく中本孝理事とプロのジャズ演奏者、武井努様のご協力のもと二人で講演。中本孝理事は、真空管アンプについての仕組み、役割、歴史を判りやすく解説。自身所有のオーディオシステムを持ち込み、LPレコードを真空管アンプからの音楽(アナログ)とCDプレーヤーからの音楽(デジタル)で聞き比べ。真空管は優しくソフトな音色を出すことを体験しました。前回もそうでしたがLPレコードやプレーヤー、針を初めて見る子供たちがほとんど。父兄の皆さまも興味を持たれ、中本孝理事に個別に質問をされていました。

 

 武井努様は、テナーサックスによる、生演奏とマイクを通した音の違いを比べるため、その場で録音し聞き比べも行いました。また、子供たちの目の前でテナーサックスフォン吹きながら会場の正面、横、後と回りながら演奏。音が違って聞こえる実験も行ない、子供たちの目線を集めていました。

 

 

 また実験としては糸電話を制作。子供たちが紙コップ底の穴が空いたところに、糸を通して組み立て、向かい位にいる人と実際に会話をし、音の伝わりを体験しました。糸電話が初めての子どもたちも多く、和気あいあいの実験教室となりました。 

 

 

 会場は満席でしたが、万全のコロナ対策のなか進行しました。予定時間を過ぎても退席される方はおらず、楽しい時間を過ごすことができました。